学校紹介 ~ 特徴的な取組「コース別授業」

 本校では、生徒の進路希望の実現に向けて、コース別の授業を行っています。コース別授業の目的は、次の2つです。

1.コース制の設定により、早い段階から進路意識を高めていく。
2.コース制の設定により、生徒が求める授業を実施する。

 コースは次の2つです。

FU (For the Upstairs) コース

 主に大学や看護学校などへの進学を考えている生徒が選択するコースです。
 英語や数学など受験に必要な科目を基礎から応用まで学習します。

 

BS (Business Skill) コース

 主に就職を考えている生徒が選択するコースです。
 特に、商業技術や簿記などの授業を通して、各種資格取得が可能となります。

  ※取得可能な資格
   簿記検定、ワープロ検定、情報処理検定、電卓計算能力検定
    
 
 コースの選択は、1年次の6月上旬に説明会を実施し、6月下旬に決定します。この間には、進路指導部による職業説明会も開催しています。

学校紹介 ~ 特徴的な取組「習熟度別授業」

 本校では、生徒の基礎学力の定着と学力向上を図るために、習熟度別の授業を行っています。習熟度別授業の目的は、次の2つです。

1.標準的な学力を理解している生徒の更なる向上を目指す。
2.基礎学力の定着を進めるとともに、教科に対する興味・関心を高める。   

 実施するのは英語で、各学年次の科目です。
   1学年……英語コミュニケーションⅠ
   2学年……コミュニケーション英語Ⅱ
   3学年……英語会話
 クラス編成は、各学年2クラスを編成します。
   発展的な学習に取り組む『スタンダードクラス(Sクラス)
   基礎学力定着を目指す『ベーシッククラス(Bクラス)

学校紹介 ~ 特徴的な取組「朝学習」

 平成18年度から始まった「朝読書」を平成31年度より「朝学習」に切り替えました。

 8時30分から40分までの10分間、生徒に落ち着いた学校生活を過ごさせるために行っていた「朝読書」から、さらに「文章を読む」だけでなく、「読んだ内容を受けて、自分で考え、判断し、他人に伝える」能力を育むことを目的にしています。

 朝学習の課題は、先生が作成します。

学校紹介 ~ 特徴的な取組「e-ラーニング」

 本校では、公立千歳科学技術大学と連携して、e-ラーニングを活用した学習を行っています。

 本校在学生用のe-ラーニングシステムは、こちらから。

学校紹介 ~ 特徴的な取組「インターンシップ」

 本校では、キャリア教育推進の一環として2年生で『インターンシップ』を実施しています。目的は、体験学習をとおして働くことの喜びや楽しさ、厳しさを学ぶことにより、自己の能力・適正を正しく把握し、進路選択に役立てるために実施しています。また、インターンシップの実施により地域社会との連携を深め、社会生活への適応力や正しい職業観・勤労観を養います。
 インターンシップは6月中旬に実施し、2年生全員が南茅部地区の企業や病院、各商店、消防署などで2日間就業させていただきます。終了後には、自分たちの体験を発表する報告会を1年生の前で実施します。
 2年生でインターンシップを実施するに当たり、1年生では10月中旬に「企業・学校見学」を実施し、3年生では6月に「キャリアツアー」を実施します。

学校紹介 ~ 特徴的な取組「こどなカウンセリング」

 『こどな』とは、子どもでもなく、大人でもない、情緒的に不安定な時期にいる生徒のことを指しています。
 本校では、このような情緒的に不安定な時期にいる生徒一人ひとりが、自分が選んだ教職員に学校生活や家庭生活などの悩みを相談し、安心して各自の目標を達成できるよう、「こどなカウンセリング」を行っています。生徒は、悩みがある、なしに関わらず、全教職員の中から面談者を選ぶことができます。全教職員はカウンセラーとなり、生徒と面談します。
 実施時期は6月中旬頃と10月中旬頃、1月下旬ころの3回で、生徒が教職員に気軽に相談できる環境づくりに取り組んでいます。

学校紹介 ~ 特徴的な取組「逆サマータイム」
 南茅部地区では、特産品である昆布漁が最盛期を迎える7月になると、小・中学生はもちろん、多くの高校生が昆布漁の手伝いをします。早朝4時には作業が始まるため、3時前には起床し、昆布漁の手伝いを終えた後に登校して授業を受けています。
 そのため、本校では7月の生徒の登校時間を遅らせる「逆サマータイム」を実施しています。
 重労働である昆布漁を手伝う生徒の健康面への配慮と、登校時の交通事故防止を目的として、平成19年度から始めています。